最近Keynoteで配付資料やプレゼン資料を作成する機会が多いのですが、コピー&ペーストのクセや挙動などを事前に理解しておくと、非常に作業効率が良いのです。マテリアルとして使用するアイコンやスクリーンショット時に便利です。
アイコンなど
アプリケーションアイコンを使用したい場合、該当するアプリケーションアイコンを選択し「ファイル→情報を見る(command + I)」で情報を表示します。

左上のアプリケーションアイコンを選択し、「編集→コピー」でクリップボードにコピーします。
そのままKeynoteにペーストすると、透過部分も一緒にペーストされます。内部的にはTIFF形式で保持されるようです。ちなみにFirefox3.5のアイコンの場合はサイズが512px x 512pxです。

ブラウザのスクリーンショットなど、大きめの画像
スライドのサイズを超える画像の場合、サイズを自動調整されたりされなかったりの設定が可能です。

環境設定の一般タブ、「配置したイメージをスライドのサイズまで縮小」のチェックを外すと、スライドサイズを超える画像も原寸のまま貼り付けが可能です。
IllustratorからKeynoteへ
IllustratorからKeynoteにテキストをコピー&ペーストした際、テキストでは無く図形に近い状態で扱われるようです。Keynote上でテキストの再編集はできません。
50%半透明の 矩形をコピー&ペーストしてみたら、半透明のまま適用されました。

KeynoteからIllustratorへ
さっきとは逆パターンで、KeynoteからIllustratorへコピー&ペーストの実験。
テキストはIllustrator上で再編集が可能です。内部的にはpdf形式で保持されているようです。
Keynote上で適用したエフェクト(反射や不透明度)などはそのままIllustrator上で再現されます。

ただし、反射のエフェクトはビットマップに変換されます。

Keynoteに配置している画像などを個別ファイルとして取り出す
環境設定の一般タブ、「新しい書類をパッケージとして保持」にチェックを入れておきます。これはチェック後の新規作成ファイルから有効になります。

Finder上のアイコンでコンテキストメニューを出すと「パッケージの内容を表示」の項目が追加されています。

これで個別ファイルとして取り出しが可能です。

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