
仙台では5回目となるCSS Nite。2010/9/18に開催されました。レポート。
各セッションと内容
セッション順にご紹介します。
写真撮影:kotaフォトグラフ
[ Session 1 ]支給されたデータを効率よく利用するためのTIPS

1発目のセッションは千貫りこさんによる『支給されたデータを効率よく利用するためのTIPS』。
Dreamweaverの機能『検索・置換』において、正規表現で置き換えする方法をご紹介。条件を見極め、はまりどころがあればものすごく強力です。正規表現の柔軟さを垣間見ました。
あと、WordとかOffice系のソフトにおいて、見出しやリストなど、HTMLの構造をしっかり作るという概念と同じ感じでしたね。
装飾だけではなく、意味づけを意識した作成がポイントです。これにより、Officeとスムーズな連携が可能。
[ Session 2 ] Zen-Codingはみんなのもの

こもりまさあきさんによるZen-Codingの話題。コード+展開で、スパッと爆速にHTML記述が可能。圧巻です。
ルールはシンプルで、覚えるべき項目もかなり少なめ。Zen-Codingに限ったことではないですが、サイト制作においては、頭の中である程度シャドウコーディングはするもの。全体像を見て、完成までの見通しをある程度立てるのが必要そうです。
Windowsにおいては、Notepad++でもZen-Codingが使えるようなので、ぜひ試してみようと思いました。
PhotoshopとFireworksを併用したワークフローに合わせたスライスの使い分け

polariotの赤井澤さんのセッション。
Fireworksは書き出し程度にしか使っていなかったのですが、スライス機能がかなり強力そう。
レイヤーに描画されているオブジェクトに応じて、ショートカット1発でスライス領域を当てられるのは気持ちいい。そして便利。
Web制作を加速させる「Fireworks」

ブルーベック佐藤さんによるFireworks続編。スライスするときには必要なパーツ以外でもスライス設定をすると良い、とのこと。
margin、paddingを意識して昔で言うところのspacer.gifを生成して、CSSレイアウト時の数値参考にするとか。
DreamweaverテンプレートのContribute最適化

Miles Design and ADGの高田さんによるセッション。
Contributeについての説明だったのですが、Contribute自体はかなりマイナーなアプリケーション。基本的にはDreamweaverありきで、子分的な役割みたいです。クライアントに使わせるようなアプリケーション。
Dreamweaverで作成したテンプレートやオプション領域、リピート領域などをそのまま引き継がせて使うことができます。
ライセンス縛りがあるので、1ライセンス1台にインストール。小規模案件・低予算時に良さそうです。
[ Session 4 ] 効率的なサイト制作のために欠かせないDreamweaverテンプレートの使いどころ

CSS Nite主宰、鷹野さんによるセッション。
Dreamweaverのテンプレート機能をしっかり使うことにより、Web制作をさらに効率よく。
テンプレート式、いっけん取っつきにくそうな感じなんですが、実はメニューバーから簡単に呼び出せたりとか!
無知ってこわいですねぇ…。一度メニューまわりを全部体験してみようと思う。
テンプレートプロパティのインターフェースがちょっと微妙な感じでしたが、しっかり理解すればそうとう強力な機能。
かなり参考になりました。Dreamweaverテンプレート、ちゃんと使おう!
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