さくらインターネットで、古いバージョンのMySQL(バージョン4系)を利用している際、最新のWordPressにアップデートできません。最新のバージョンに移行する際に苦戦したメモ。
PHP MyAdminのエクスポートとインポートで苦戦した
PHP MyAdminで、バージョン4のデータベースをエクスポートして、新しく作った5.5へインポートしようとしたら、そのままではうまくいかない。いろいろ調べると、「TYPE=MyISAM」の部分を書き換えればよい模様。
エクスポートでダウンロードしたSQLファイルをテキストエディタで開いて、「TYPE=MyISAM」を「ENGINE=MyISAM」に検索置換。
参考:MySQLバージョン4.x以前からエクスポートしたsqlファイルはTYPE = MyISAM を ENGINE = MyISAM に変更する | きほんのき
文字コード、エクスポートファイルが文字化けで苦戦した
さくらインターネットでのデータベースの文字コードは「EUC-JP(ujis)」であることが多いです(選択の初期値となっているため)。WebサイトやWordPressにおいても、UTF-8で扱うことが多く、この部分でエクスポート時の文字コードの取り違えで、ファイル内の日本語が文字化けすることがあります。
ファイルそのものの文字コード指定と、実際のテキストの文字コードが合致していないために起こる現象ですが、Jeditを利用して直すことができます。

設定は以下。エンコーディングの「ファイル読み込み時にエンコーディングの自動判定を行う」と「判定したエンコーディングがデフォルトと違うときは警告する」にチェックを入れておきましょう。
これは、今回のWordPressに限らず、文字コードの違いによる文字化けを修正するのにも活用できます。

ブログのURLが変わる際は、リダイレクトも
今回はサブドメインからディレクトリ型へ。「http://blog.ドメイン名.com/」→「http://www.ドメイン名.com/blog/」
.htaccessに以下を記述します。
Redirect permanent / http://www.ドメイン名.com/blog/
RedirectMatch (.*)archives/(.*)$ http://www.ドメイン名.com/blog/archives/$2
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