仙台商工会議所が主催しているセミナーに立て続けに参加してきました。メモや備忘録程度のレビュー。
セミナーには2本参加してきまして、
- プレゼンテーショントレーニングセミナー
〜何を話すのかよりも、どのように話すのかが重要〜 - 経営刷新セミナー
〜『利用者多数!こんなサービスがあったのか!?』
スマートフォン&タブレット活用術〜
この2つです。まず今回は「プレゼンテーショントレーニングセミナー」の雑感を。ターゲットは営業担当の中堅とのこと。
参加した理由としては、今後これらのセミナーを私自身がもっと積極的に行っていきたいので、俯かん的な感覚で。他人はどのように教えているのかな?という目線で。

プレゼンテーショントレーニングセミナー
〜何を話すのかよりも、どのように話すのかが重要〜
2013年9月18日(水)10:00〜17:00
講師は株式会社日本マネジメント協会 マネジメントコンサルタントの秋葉善浩 氏
朝から夕方までのみっちりセミナーです。内容は基本的に、座学で秋葉氏の話を聞くのが半分、午後からはグループに分かれてのディスカッションが中心でした。
始まりのあいさつは重要ですね。きちんと立って、イスを入れて、発声してから礼をする。マナーとしての超基本ですが、なかなかできていない人が多いのも現状。このあたりができていると、相手に与える印象がガラッと変わります。秋葉氏、突拍子に大きい声出してパフォーマンス的な指導でしたが…まず、やった方が良いことです。
これはマナーセミナーではないので、もうちょい誘導がウマイといいかも。
プレゼンテーションの組み立て方
序論、本論、結論でまとめる。マニュアル通りの良い内容でした。順序立てて、しっかり構成すると相手に伝わりやすいプレゼンになりますね。基本、プレゼンがウマイ人は、話の組み立て方がウマイです。相手にわかりやすいように伝わりやすいように配慮しますし、それと同時に聞く姿勢もしっかりしています。例え話がおおむね変でしたけど…。
SDS法
Summary, Details, Summaryの略。
最初に全体要約(Summary)を伝え、次に詳細な説明(Details)をした後、最後にまとめ(Summary)を述べる構成。SDS法はじっくりとストーリー仕立てで行うプレゼンに向いています。
PREP法
Point, Reason, Example, Pointの略。
まず結論(Point)を述べて、次に理由(Reason)を説明し、具体的な例(Example)を出したたあとにまとめ(Point)る。
日本人の悪いクセで、ダラダラ説明したあとに結論を出すことが多く、この手法は目的が明瞭で、補足的に説明するのでスッと内容を頭に入れてもらいやすい。
ホール・パート法
導入(WHOLE)、本論(PART)、要約・結論(WHOLE)の3パートに分かれる手法。複数の事柄を整理して説明するのに向いています。
導入でまずは全体を出して、本論で詳細な説明をし、要約・結論で締める。これは自己紹介をはじめ、いろいろな所に応用が利きますね。なるほど。
ここがダメだよ!
と、セミナーのときに秋葉氏に「ホール・パートって何ですか?」と聞いたら秋葉さんが「ホールさんの手法」と言っていました…
そしてセミナー資料を見直してみると、Webサイトからソースをまるごとそのまま引用していたり、セミナー時間のタイマーを全然正確に合わせていないなど、けっこうな難アリで…この辺ちゃんとしてほしいです!15000円(非会員25000円)のセミナーなので!
- 言葉の起源の裏取り
- 5分プレゼン用に組み立てたプレゼンを3分で流す
- 資料をしっかり準備していない(前日作った、とか言わない方が良いし)
このあたり、ちゃんとしましょう。
そしてグループディスカッションでは、個々で好きなテーマを選びプレゼンを。最後に行う、「アドバイスシート」制度がイイカンジでした。
プレゼンは人からどう見られているかがとても重要なので、愛あるダメ出しや、自分でも気づかないクセなどを指摘してもらうのは良い機会です。
総評
資料のツメの甘さや、返答の際の裏取りが甘いので、このへんちゃんとしないといけませんね。しかしながら参考にできる部分が多く、参加して良かったかな、と思えるセミナーでした。
そして最後に終了のあいさつとかをする司会の人(商工会議所の人)、原稿棒読み!プレゼンセミナーなのに! とグループ内でちょっとずっこけたシメなのでした。
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