2014年5月10日(土)、青森市で開催されたCSS Nite in AOMORI, Vol.8に参加してきました。
CSS Nite in AOMORI, Vol.8|青森県のホームページ制作・Web担当者向けセミナー :: ホーム
今回の題材は「クライアントの視点から考える地方のWeb“いま”と“これから”」です。
全部で4セッションでしたが、特に気になったものについてレビュー
基調講演は、鷹野さん
だいたい何かしらのキーセッションを担当する鷹野さんですが、今回は基調講演として、Web業界とビジネスについての全体的な話を。

雑感
Web業界に限らず、どの業界でも「曲がり角」は必ずやってきます。ただ、Webの場合だと業界的なスピード感もあってやってくるのが早いんですよね。
制作単価は下がる一方、HTMLやCSSを書くだけではもはや厳しい状況が来ています。経営者の目線で数字を見て、クライアントのビジネスの後押しができないといけません。
Webはあくまで手段の1つであり、大事なのはその先。
燦々水(さんさんすい)のプロダクトを担当したのはスタジオティーサイトの齋藤さん
齋藤さんはパッケージのデザインなども手がけられています。プロダクトが得意な生粋のデザイナーです。そんな齋藤さんと、クライアントである有限会社 虹の川の橋本さんとお二人で登壇。
取扱商品である「燦々水(さんさんすい)」ができるまでのお話。

雑感
1つの商品ができあがるまで、いろんな人が動いて、とても時間がかかります。
齋藤さんはディレクションを中心に動いておられたようで、次から次へと降り注ぐ課題やコンセプトの明確化など、作業は果てしなく多く。
ぶっちゃけペイできるのか、と思いながら話を聞いていましたが、からくりとしては、助成金。助成金というまとまった額があってこそ、余裕を持った行動をできていたのですね。費用をとてもうまく消化した例だったと思います。
ブランディングを高めるために、八戸製氷冷蔵株式会社の水を使っていることに注目し、さらにその会社の社章(ロゴマーク)を発掘し、現代のデザインとしておこした話はとても興味深かったです。
着眼点とアイデアがうまい。
左の商品が、燦々水
八戸製氷冷蔵のロゴマークがバックにうっすらと敷かれ、とっても上品なデザインです。

プレゼント協賛として、HTML5+CSS3の新しい教科書 基礎から覚える、深く理解できる。をご提供しました。

今年の青森は、非常に充実したすばらしいないようだったと思います。登壇者のみなさま、参加されたみなさま、イロイロとありがとうございました。

撮影:西川 幸冶(STUDIO・2GRAM) [リンクURL http://www.nishi-2003.com ]
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