Adobeがリリースしているオープンソースのアプリケーション「Brackets」がバージョンアップし、1.10になりました。
この際、拡張機能の構成によってはフリーズして終了もできなくなる現象が起こります。「Shizimily Multiencoding for Brackets」を外せば、起動するようになります。
問題の現象
- 起動はするものの、サイドバーの中身が表示されない
- ボタンやメニュー部分が無反応
- キーボードショートカットが効かない
- メニューからの終了や、アイコン押下による終了も効かない
- 強制終了が、終了する唯一の手段
原因は、Shizimily Multiencoding for Brackets
最近、Bracketsのアップデートでは以下の対応がなされました。Shizimily Multiencoding for Bracketsは、BracketsでShift_JISやEUC-JPなど、UTF-8以外のエンコーディングを扱う際に導入していました。入れている人、けっこう多いんじゃないでしょうか?
複数のエンコードのサポート
Brackets が 40 種類以上のファイルエンコードに対応するようになりました。様々なエンコードを使用して、ファイルを表示/保存できます。
これまでお世話になったShizimily Multiencoding for Bracketsはこのバージョンからは不要になりましたので、外す必要があります。
Bracektsの強制終了
まず、Bracketsを終了させる必要がありますので、以下のコマンドを実行します。タスクマネージャーを呼び出して、終了をかけましょう。
Macの場合…command + option + esc
Windowsの場合…Ctrl + Alt + Del

Shizimily Multiencoding for Bracketsの外し方
まず、拡張機能がおさめられているフォルダを目指します。
Macの場合
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Brackets/extensions/user
Windows 10の場合
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Brackets\extensions\user
「brackets-shizimily-multiencoding」を除外すれば、通常起動するようになります。ちなみに、外したあと再度拡張機能のインストール画面から最新版を試してみるも、同じようにフリーズしてしまいますので、UTF-8が主流となった時代的にも、外してしまっていいかと思います。
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