ASUS から、バッテリー内蔵の小型プロジェクタが発売されています。重量は約342gとかなりの小型・軽量です。手のひらサイズのプロジェクターです。
最大の特徴は、なんと言ってもバッテリー駆動で、電源が取れない場所や、狭い場所で投影する際に役立ちます。
- 本体ケースはアルミ製
- 幅110.5 x 奥102 x 高30.7mm
- 約342g
HDMI端子は、MHL対応

MHLをサポートしているため、iPhoneをはじめAndroidスマートフォンの投影も可能です。USB端子からは充電が可能です。また、AmazonのFireTV Stickを刺して、USBから電源を取れば、モバイルシアターのできあがりです。
HDMIケーブルも軽量・スリムに
HDMIケーブルやVGAのモニターケーブルは太くて重いものが付属だったりします。せっかく軽量のアイテムですので、ケーブルも軽く。2.0mもあれば、何かと使いやすいです。

壁もいいけど、モバイルスクリーンがあるとなおよし

イーサプライから発売されているモバイルスクリーンを使うと、即席で投影先を作る事ができます。壁などがちょうどいい具合に使えればいいのですが、そうでない場合は自前で用意してしまうのがよいでしょう。20インチですので、そこそこのサイズで映すことができます。
サイズ比較のiPhone 6s Plusとともに。
小脇に抱えられるサイズです。

三脚があるとかなりきれいな角度で映せる
ASUS S1は斜めに映しても角度調整が効きません。理想は水平に投影します。本などを重ねて底上げをしてもいいですし、ここはひとつ三脚があると便利です。

JOBYのゴリラポッド マグネティックがイイカンジのサイズです。先端がマグネットのため、トリッキーな場所での投影も可能そうです。
実際に映してみたところ(PC編)

さすがLEDプロジェクタ。オフィスの電気を消さなくてもある程度の視認性は確保できます。大きく映すと暗くなるので、ほどよく投影先に近づけるのがよいかもしれません。

電気を消すと、かなり見やすいです。薄暗い会議室のプレゼンはアレですが、画面が共有できるのであればすごくよいです。
iPhoneをHDMIで出力するには、専用のアダプタが必要
iPhoneをプロジェクターに繋ぐには、純正のアダプタが必要です。しかしこれが高い…。
Apple Lightning – Digital AVアダプタ MD826AM/A です。

実際に映してみたところ(iPhone編)
ケーブルを挿せば、すぐに投影がはじまります。

明るい状態でもわりと見えます。アプリ操作などの説明で活躍しそうです!

室内の照明を暗くすれば、それこそくっきりハッキリ。
収納感
ASUS S1の付属ケースは2つついており、1つはプロジェクタ本体だけを保護するような、ピッタリサイズのケースと、以下の写真の大きめなケースです。バッテリーを入れて持ち歩くのもいいですが、三脚、ケーブル、HDMIアダプタを入れると、これだけでプレゼンフルセットの完成です。

ファスナーを閉めたサイズ感。iPhone 6s Plusよりちょっと大きいくらいです。

さっそく、打ち合わせ時に大活躍しています。環境面を整えておくことでふとしたチャンスをものにできることもあるかと思います。
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